GUCCIのハンドバッグの染め直し・リペア

先日、ブランド物の革製バッグがあるのだけれども、お手入れが面倒なので、メンテナンスなんてした事が無いというお客様から問い合わせがありました。とりあえずお問い合わせフォームから、写真をお送り頂くようお伝えしました。後日その写真を確認してみると、なるほど合点の行く内容です。
そしてまた数日後現物を送って頂いて、良く観察していくと、接続部分の割れや汚れの他に擦れ跡、そしてあちらこちらにほつれが見えます。まずは、汚れ落としです。汚れは丁寧に落とさなければなりませんが、rafix開発の溶剤を活用すれば、みるみる綺麗になっていくのがわかります。この辺りの技量は研究に研究を重ねたので、自信があります。もちろん表側だけではなく、バッグの中も同様に行いました。次は実質的なリペアになりますが、この作業は不要な所を傷めないようにする必要性から、随分と神経を使います。今回は対象箇所が沢山ありましたので、少々手子摺りましたが、なんとか全てのリペアが完了しました。最終確認としてリペア箇所を今一度確認し終了です。

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