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革バッグにデニムの色が移ったら?表面の状態と補色修理の判断

デニムの色が革バッグへ移った。拭く前に確かめたいこと

淡い色の革バッグをデニムに重ねて持つと、背面や角に青い色が移ることがあります。気づいた直後に強くこすると、色が広がったり、バッグ本来の塗膜まで落ちたりします。まず触る回数を減らし、どの革へ、どの範囲で、どれくらい濃く付いたかを自然光で確認してください。

色移りの境界と表面の変化を見る
色移りの境界と濃さを見る

バッグ全体を離れて見た写真と、青くなった部分の接写を撮ります。表面に色が乗っているだけか、擦れで革の下地まで見えているかで作業は変わります。べたつき、ひび、色抜けを伴うなら、色移りだけを落とす処置では整わないかもしれません。

家庭用クリーナーは目立たない場所でも慎重に
革と表面仕上げを確認する

アルコール、除光液、漂白剤、メラミンスポンジは、革の塗膜や色を傷めるおそれがあります。市販の革用クリーナーも、すべての革や顔料仕上げに使えるわけではありません。製品表示が確認できない場合は、広い範囲へ塗らないでください。

濡らした布で何度も拭くと、輪染みや光沢差が残ることもあります。作業前の状態が分かるうちに写真を残す方が、修理方法を選びやすくなります。

薄い移りはクリーニング、濃い移りは補色も考える
クリーニングと補色を分ける

表面の浅い汚れであれば、革に合うクリーニングで目立ちにくくできることがあります。一方、デニムの染料が塗膜へ入り、青みが残る場合は、周囲の色に合わせて補色する方法を検討します。

補色は色移り部分だけを濃く塗る作業ではない

白やベージュはわずかな色差が見えやすいため、周囲とのぼかし、艶、手触りまで見ながら範囲を決めます。角の擦れも同時にある場合は、その傷みを含めて相談します。

見積り写真は自然光で全体と接写をそろえる
自然光で見積り写真を撮る

正面、背面、底、色移り部分、ブランド表示や素材表示を撮ります。フラッシュは白色を飛ばしやすいため、窓際の明るい日陰が向きます。色移りへ何を使ったか、いつ気づいたかも伝えてください。修理メニューを比べる際は、Rafixのバッグ修理料金表で作業区分を確認できます。

よくある質問
消しゴムやアルコールで落としてもよいですか?

革の表面塗膜まで削ったり溶かしたりするおそれがあります。素材と仕上げが分からない状態では使わず、写真を撮ってから相談してください。

まとめ

デニムの色移りを見つけたら、強くこすらず、革の種類、濃さ、擦れやべたつきの有無を確認します。薄い表面汚れはクリーニング、染料が残る濃い移りは補色まで検討します。家庭用溶剤を試す前に、自然光の全体写真と接写を残しましょう。